サウジアラビアの首都で、政府の政策に抗議するデモ

サウジアラビアの首都リヤドで、この24時間に、ムハンマド皇太子の最近の経済問題に関する決定に抗議し、数百人規模のデモが行われました。

イスナー通信によりますと、リヤドでは、宮殿近くの大通りで、増税などの経済政策に反対し、数百人がデモを行いました。

また、サウジアラビアの治安部隊は、ムハンマド皇太子の指示により、2人の王子を逮捕したということです。

この2人の逮捕は、マリオットなどを所有するスルタン王子に圧力をかけるためのものだということです。

一部の報道によれば、サウジアラビアの王族と軍の間で衝突が発生し、それを受け、ナエフ王子などが逮捕されたということです。

ムハンマド皇太子は、一部の王子の称号を剥奪し、王族の規模を縮小しようとしています。

ムハンマド皇太子は最近、財政赤字を補い、イエメン攻撃の軍事費用を確保するため、王子の財産を没収し、汚職を理由に彼らを逮捕しました。