パレスチナが、オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所に正式加盟

パレスチナが、オランダ・ハーグのＰＣＡ常設仲裁裁判所に正式に加盟しました。

パレスチナ情報センターによりますと、パレスチナ外務省は声明を発表し、世界の圧倒的多数の国がパレスチナのＰＣＡ加盟を支持していることに触れ、「ＰＣＡ史上、新規加入を採決により決定したのは今回が初めてである」としています。

パレスチナ政府はこれ以前に、ＰＣＡ加盟申請の審議を担当するオランダ政府に対し、ＰＣＡ加盟申請を行っており、今年の１月２９日にパレスチナの正式加盟が発表されていました。

しかし、アメリカ、カナダ、シオニスト政権イスラエルはこの決定に抗議したため、ＰＣＡはパレスチナの加盟を一時的に取り消し、この件に関して特別委員会が裁断を下すことになっていました。

最終的に、パレスチナは賛成多数によりＰＣＡへの正式な加盟を果たしています。