英国労働党の党首、「イギリス政府は、サウジの犯罪を支持するために欺瞞に訴える」
3月 11, 2018 19:00 Asia/Tokyo
イギリス労働党のコービン党首が、イギリス政府は、イエメンにおけるサウジアラビアの犯罪を支持するため欺瞞行為に訴えているとしました。
シリアのニュースチャンネル・アルアフバーリヤによりますと、コービン党首は、サウジアラビアのイエメン攻撃の合法性についてイギリス議会を騙しているとしてイギリスのメイ首相を非難しました。
コービン党首はまた、サウジアラビアのサウード政権は、イエメンで戦争犯罪に手を染めていると強調しました。
サウジアラビアとイギリスは、9日金曜、イギリスが48機の戦闘機ユーロファイター・タイフーンをサウジに売却する合意書に調印しました。
イギリス発行の新聞ガーディアンは、イギリスとサウジの軍事合意書をイギリスの政府高官の経歴における汚点だとしています。
サウジアラビアは、アメリカ、イギリス、アラブ首長国連邦など複数の国の全面的な支援を得て、2015年3月からイエメンを攻撃しています。
この攻撃で、これまでに多数の子供や女性を含む1万4000人以上のイエメン人が死傷したほか、数百万人が住む家を失っています。