トルコ、アメリカの関税に関してWTO提訴のプロセスを開始
(last modified Fri, 17 Aug 2018 09:32:20 GMT )
8月 17, 2018 18:32 Asia/Tokyo
  • トルコのぺクジャン貿易大臣
    トルコのぺクジャン貿易大臣

トルコのぺクジャン貿易大臣が、「トルコは、トルコからの鉄鋼・アルミニウム製品の輸入に対するアメリカの追加関税について、WTO世界貿易機関に提訴するプロセスを開始した」と表明しました。

イルナー通信が16日木曜、伝えたところによりますと、ぺクジャン貿易相は、アメリカが、トルコから輸入するアルミニウム・鉄鋼製品の関税を2倍に引き上げたことに触れ、「トルコも対抗措置として、5億3300万ドルのアメリカ製品22品目への追加関税を導入し、アメリカの圧力への対抗を示した」と語りました。

さらに、「トルコは、他の国との経済、貿易関係の拡大に向けて努力を続ける」と述べました。

アメリカとトルコの関係は、アメリカ人牧師のトルコにおける拘束、トルコの内務大臣と法務大臣に対するアメリカの制裁、トルコのアルミ・鉄鋼製品への追加関税の発表などを受け、悪化しています。