国連安保理でアメリカがイスラエルを支持
9月 21, 2018 19:09 Asia/Tokyo
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アメリカのヘイリー国連大使
ヨーロッパがシオニスト政権イスラエルのヨルダン川西岸における行動に警告を発している中、アメリカはイランの問題を提起し、この政権を支持しました。
イルナー通信によりますと、ヨーロッパ8カ国は20日木曜、国連安保理で、正式にシオニスト政権に対して、正式にヨルダン川西岸のKhan al Ahmar村に対する破壊の決定を取り消すよう求めました。
イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スウェーデン、ベルギー、ポーランド、オランダは共同声明の中で、この村の破壊は、深刻な結果をもたらすと警告を発しました。
国連のムラデノフ中東和平プロセス特別調整官は、シオニスト政権は明らかに入植地建設活動を続けており、まったく停止していないとしました。
また、フランスのドラットル国連大使は、Khan al Ahmar村の破壊は国際法への違反だと語りました。
ロシアのネベンジャ国連大使も、「パレスチナ問題の解決は、中東の安定を促進する。イスラエルは地域の紛争問題を残すどころか、テロを強める結果を残している」としました。
アメリカのヘイリー国連大使は、会合の主要議題であるパレスチナ問題に触れず、イランに対する根拠のない主張を繰り返しました。
また、イランは地域を不安定化しているとして、「イランは中東の近隣諸国の主権を踏みにじっている」と主張しました。
国連安保理の会合は、パレスチナとシオニスト政権の大使が演説することなく、またヨルダン川西岸の入植地建設やガザ地区の危機に関する声明も出すことなく、終了しました。
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