IMF専務理事、サウジアラビア訪問を延期
IMF国際通貨基金のラガルド専務理事が、サウジアラビアの反政府ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の問題を理由に、投資会議への出席を目的としたリヤド訪問を延期しました。
フランス通信が17日水曜に伝えたところによりますと、ラガルド専務理事は、リヤドで開催される投資会議への出席を含む西アジア歴訪を延期しました。
この他、イギリスHSBCホールディングスのジョン・フリント最高経営責任者、イギリスの銀行スタンダードチャータードのビル・ウィンターズ最高経営責任者、クレディ・スイス・グループのティージャン・ティアム最高経営責任者らが、今月23日から25日にサウジアラビアで開催される予定の投資会議に出席しない意向です。
また、サウジアラビアのムハンマド皇太子と緊密な関係を持つ投資会社ブラックストーン・グループのスティーブン・シュワルツマン最高経営責任者も、この会議への出席を見合わせるということです。
アメリカ配車サービス、ウーバー・テクノロジーズのダラ・ホスロシャヒ最高経営責任者も、投資会議に出席しない意向を表明しました。
これ以前にも、メディアや投資家、一部の国の政府は、カショギ氏が行方不明になった事件を受け、相次いでリヤドの投資会議に出席しないと表明しました。
ジャマル・カショギ氏は、今月2日、イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館に入った後、行方が分からなくなっています。
一部のメディアは、拷問を受けた後のあるカショギ氏のバラバラにされた遺体が、イスタンブールで発見されたと伝えました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese