ガーディアン紙、「ムハンマド皇太子は退任させるべき」
10月 17, 2018 21:54 Asia/Tokyo
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ムハンマド皇太子
イギリスの新聞ガーディアンが、サウジアラビアの反政府ジャーナリスト殺害へのムハンマド皇太子の関与に触れ、「サウジアラビアの王族に根本的な改革を施すべき時がきている」と報じました。
ガーディアンは、17日水曜、サウジアラビアの反政府ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏が殺害された事件は、2001年のアメリカ同時多発テロ事件後最大の、サウジアラビアと西側の外交的な危機だとし、「この危機は、サウジアラビアの王族によって作り出されたものだ。ワシントンポストに記事を寄稿していたカショギ氏の事件には、サウジアラビア政府が直接関与している」と伝えました。
ガーディアンはまた、「ある集団が、ムハンマド皇太子の指示によってイスタンブールにあるサウジアラビア総領事館に派遣され、そこで殺害を実行したことを示す証拠が手に入った」としました。
この記事はさらに、サウジアラビアは、カショギ氏が尋問中に誤って死亡したとするシナリオを準備していた。しかし、ムハンマド皇太子が、イスタンブールでの反体制派の拉致・殺害計画に同意していたことが明らかになれば、彼はイラクのサッダームフセインやリビアのカダフィと同等の独裁者と見なされる。サウジアラビア一族は、別の王子を皇太子にすべきだと記しています。
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