パレスチナ・イスラム聖戦運動、「聖地の解放によってのみ平穏を得られる」
(last modified Thu, 06 Jun 2019 08:51:21 GMT )
6月 06, 2019 17:51 Asia/Tokyo
  • 聖地ベイトルモガッダス・エルサレム
    聖地ベイトルモガッダス・エルサレム

PIJパレスチナ・イスラム聖戦運動が、シオニスト政権イスラエルによる聖地ベイトルモガッダス・エルサレムの占領記念日に当たる5日、シオニストからのこの聖地の解放を強調しました。

タスニーム通信によりますと、PIJのダーヴード・シャハーブ報道官は5日水曜、「パレスチナ人は、イスラエルによる聖地占領日、並びにゴラン高原をはじめとする、パレスチナのそのほかの地域の占領日である6月5日という日を決して忘れてはならない」と語っています。

また、「聖地の占領によりパレスチナ人の人生から聖地の記憶や影響力を払拭することはできない。この聖地は、必ずシオニスト占領軍の手から奪還されるべきであり、それ以外に道はない」と述べました。

さらに、「聖地占領日には、イスラム共同体の心が傷つけられた。その日以来、敵はイスラム共同体の分裂、崩壊という方法を踏襲し、イスラム教徒を八方塞の状態に追い込み、シオニストが聖地で自らの政策を実施できるようはかった」としています。

シャハーブ報道官はまた、「パレスチナ人の行動開始の第1歩は、聖地や被占領地パレスチナにおけるパレスチナ人の権利に関して、各世代の人々を啓蒙し、認識させることであり、彼らは聖地の完全な解放を目指す抵抗を支持すべきだ」と語りました。

1967年6月5日は、シリア、ヨルダン、そしてパレスチナの一部がイスラエルにより占領された日であり、この占領を思い起こす「ナクサの日」(後退の日)となっています。

 

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