PLO執行事務局長、「パレスチナ国民は占領者と圧制者による犠牲者」
7月 09, 2019 19:56 Asia/Tokyo
PLOパレスチナ解放機構・執行委員会のアリカト事務局長が、アメリカのペンス副大統領の発言に反論し、「パレスチナ国民は、占領者と圧制者による犠牲者である」と語りました。
ペンス副大統領は8日月曜、アメリカ・ワシントンでの会合において、改めてアメリカがシオニスト政権イスラエルへの支持を遵守していると強調し、「アメリカは、イスラエルとの関係の維持・強化を求めている」と述べています。
パレスチナ・マアー通信によりますと、アリカト事務局長は8日、ペンス副大統領の発言を物笑いの種だとし、「イスラエルの占領行為や戦争犯罪がアメリカの理念を代表するなら、その実名は暴虐、不公正、人類への反逆に他ならない」としました。
また、「アメリカとイスラエルは、パレスチナ人の民家を破壊し、彼らを自宅から退去させ、彼らの土地を包囲、没収し、また民間人を殺害するために結託している」と語っています。
さらに、「シオニスト政権に対するアメリカの40億ドルの支援、聖地のイスラエル首都への認定、ゴラン高原に対するイスラエルの領有権の承認の一方で、世界の全人類がアメリカのこうした決定に反対している」と述べました。
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