イスラエルの刑務所、80通りの拷問
10月 09, 2019 21:21 Asia/Tokyo
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イスラエル刑務所に収監中のパレスチナ人たち
パレスチナの複数の人権団体が、シオニスト政権イスラエルの刑務所では、パレスチナ人収監者に対し80もの方法で拷問を加えていることを明らかにしました。
パレスチナ情報センターによりますと、パレスチナ・ガザ地区にあるミーザーン人権センターは、すべての国際法が抑留者の人権擁護の必要性を強調していることを指摘し、「シオニスト政権イスラエルは1日平均、20人のパレスチナ人を逮捕し、釈放されるのはおよそ2人」と発表しました。
パレスチナ人捕虜・元捕虜問題協会の研究部門の主任は、「拘束されたパレスチナ人は全員、少なくとも1回は拘束期間中にイスラエル側の拷問を受けた経験を持つ。1967年以降現在まで、73人のパレスチナ人捕虜がイスラエルの刑務所内での取調べ中に殉教している」と語りました。
また、「パレスチナ人の拘束は、もはやシオニスト政権の目的を伴った政策になっている。数千人の捕虜は釈放後も拷問の後遺症に苦しんでいる」とイスラエルの対応を強く非難しました。
正式な統計では、現在イスラエルの刑務所には子供230人、女性48人を含む5700人のパレスチナ人捕虜が収監され、そのうち一時的な収監者は500人です。また、1800人が病気、うち700人が救急医療を必要としています。
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