レバノン人抗議者がパレスチナ国旗を掲げ、星条旗を燃やす
10月 23, 2019 05:21 Asia/Tokyo
レバノン人抗議者らが、パレスチナ国旗を掲げてパレスチナ人との連帯を示すとともに、星条旗を燃やして米国の政策に抗議しました。
ファールス通信によりますと、レバノン・ベイルートで多数の人々が6日間連続で抗議行動を行い、中央銀行の建物の前に集結して、同国ハリリ首相の提案の可決に関係なく、抗議行動を続行する意向を表明しました。
レバノン市民はこの集会において、金融情勢や一部の政府関係者の汚職、それら関係者の複数の辞任を求めるとともに、パレスチナ国民に友好のメッセージを寄せると同時に米首脳陣には抗議の声を上げました。
抗議者たちは21日月曜にも、シオニスト政権イスラエルの旗を焼き捨て、同政権の政策に強く抗議しました。
レバノンの政治団体や各政党は21日、同国の現在の危機打開と抗議行動の沈静化に向けた、ハリリ首相の提案への同意を表明しました。
ハリリ首相が提案する24か条の経済企画の一部は、同国の閣僚や議員の給与を50%削減するとされています。
レバノンでは今月19日以降、生活苦による困窮を訴える国民の抗議行動が行われています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj