元米軍将校「シンワル氏の殉教でハマスはより大胆に」
(last modified Wed, 23 Oct 2024 06:21:09 GMT )
10月 23, 2024 15:21 Asia/Tokyo
  • パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのシンワル政治局長
    パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのシンワル政治局長

元米海兵隊の情報将校が、ヨルダンのテレビ局「アル・ガド」とのインタビューで、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのシンワル政治局長の殉教後も同組織が弱体化していない理由について語りました。

【ParsToday西アジア】元アメリカ海兵隊情報将校で、1991年から1998年までイラクにおいてUNSCOM・国連大量破壊兵器廃棄特別委員会の主任査察官も務めたスコット・リッター氏は、シンワル氏の殉教に関するアル・ガドのテレビ司会者の質問に答え、「戦場でイスラエル軍と自ら戦ったシンワル氏の殉教で、彼は英雄となった」「シンワル氏は占領軍を相手に逃げず、戦場で命を懸けて闘い非業の死を遂げた。したがって、シンワル氏の名は殉教者として歴史に刻まれるだろう」と述べました。

また、シンワル氏殉教後のハマスの能力の状況について、メディアの世論操作とは逆に「シンワル氏の殉教によって、パレスチナの大義とハマスの権力は弱体化しないばかりか、ハマスは戦闘継続と自衛に向けた決意を益々強めるだろう」と語りました。

リッター氏はさらに、「イスラエルはさらなる衰退のどん底に陥り、ハマスは自らの戦いを続行するだろう」と述べました。

そして、イスラエルによるイラン攻撃の可能性について、「この決定はイスラエル当局次第であり、最終的にはネタニヤフ首相の個人的利益になるかどうかだ」としています。

 

 


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