Pars Today

オーストラリア議会の先住民代表議員がイギリス国王の出席に抗議し、「あなたは私の王ではない」と訴えました。

【ParsToday国際】オーストラリア先住民アボリジニ出身のリディア・ソープ上院議員（ヴィクトリア州選出・無所属）は英国王チャールズ3世の演説が終わった直後、激しく抗議しながら壇上に進み、「あなたは私の王ではない」「この土地はあなたのものではない」などと叫びましだ。ソープ議員は大英帝国によるオーストラリア先住民の大量虐殺を非難し、同国の先住民から盗まれた土地と財産の返還を要求しました。

ソープ議員はその上で、チャールズ3世に対し、オーストラリアにおけるイギリスの犯罪について謝罪するよう求めましたが、すぐに警備員に連行されました。近年、特に英女王エリザベス2世の死後、オーストラリアでは英国王を自国の国王とするいわゆる「コモンウェルス」から離脱し、共和制への転換を望む声が高まっています。

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