通算80回目の「祖国への帰還の権利」行進、パレスチナ人17人が負傷(動画)
10月 26, 2019 18:20 Asia/Tokyo
パレスチナ保健省が25日金曜夜、同国ガザ地区で通算80回目の「祖国への帰還の権利」行進が行われ、この中で少なくともパレスチナ人17人が負傷したことを明らかにしました。
タスニーム通信によりますと、「祖国への帰還の権利」を訴えるデモ行進は25日金曜に行われました。
シオニスト政権イスラエル軍はパレスチナ人抗議者を弾圧するため、実弾に加え催涙ガスや毒ガスも使用しました。
「祖国への帰還の権利」行進の高等委員会は声明を発表し、イスラエル側による封鎖の打破、また、米国が唱える祖国帰還の権利剥奪などを盛り込んだ「世紀の取引」なる中東和平案の取り消しなど、パレスチナ人の目標が叶うまで、「祖国への帰還の権利」デモ行進は継続されると強調しました。
2018年3月30日の「土地の日」をきっかけにガザ地区で始まった「祖国への帰還の権利」のデモの中で、シオニスト政権軍の銃撃により、これまでにパレスチナ人330人以上が殉教、少なくとも3万2000人が負傷しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj