11月の一カ月だけでパレスチナ人44人が殉教、500人が負傷
(last modified Mon, 09 Dec 2019 09:27:01 GMT )
12月 09, 2019 18:27 Asia/Tokyo
  • イスラエル軍の攻撃により負傷したパレスチナ人
    イスラエル軍の攻撃により負傷したパレスチナ人

PLOパレスチナ解放機構が、先月殉教したパレスチナ人は44人、負傷者は500人にのぼることを発表しました。

イルナー通信によりますと、PLOは報告書の中で、今年11月にシオニスト政権イスラエルが行ったガザ爆撃で39人のパレスチナ人が殉教、ヨルダン川西岸地区でも5人が殉教したとしました。また、ヨルダン川西岸、聖地ベイトルモガッダス・エルサレム、ガザ地区で360人が逮捕されています。

PLOはまた、イスラエルがヨルダン川西岸とエルサレムで68軒の家屋、建物を破壊したと報告しました。

この報告によりますと、イスラエル当局は2015年以降現在に至るまで、パレスチナ人51人の遺体を家族に引き渡していません。これは人権法への違反です。

11月12日にはイスラエル軍戦闘機が、パレスチナ・イスラム聖戦運動の司令官の自宅を爆撃し、同司令官とその妻が殉教しました。

この日の爆撃をきっかけにパレスチナ抵抗軍はシオニスト政権軍との間で2日間の戦闘を展開しました。抵抗グループは統率された作戦で400発を超えるミサイル、ロケット弾をシオニスト入植地に向けて発射し、 シオニスト政権は報復としてガザ地区に数十回に及ぶ攻撃を加えました。この中でパレスチナ人34人が殉教、100人以上が負傷しています。

 

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