39万3000人のイエメン人が今年に入ってから難民化
12月 12, 2019 17:15 Asia/Tokyo
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難民化しているイエメン人
IOM国際移住機関が、今年に入ってから39万3000人のイエメン人がサウジ主導アラブ連合軍の攻撃により難民になった、と報告しました。
IRIB通信の報道によりますと、IOMは11日水曜、ツイッター上で、イエメン難民が危機的状況にあるとしました。
国連人道問題担当事務次長のマーク・ローコック氏も先日、イエメンが人道史上もっとも悲惨な状態を経験していると述べました。
また、国連の人道機関であるWFP世界食料計画も報告の中で、イエメンにおける人道状況が「惨憺たるもの」であり、1800万人が食糧危機に陥っているとして警鐘を鳴らしました。
サウジアラビアは、アラブ首長国連邦、アメリカ、その他の国々の協力を得て2015年3月からイエメンへの攻撃を始め、陸空海の国境を封鎖しました。
サウジとその同盟国によるイエメン戦争で、現在までにおよそ1万6000人のイエメン人が死亡、数万人が負傷し、数百万人が住む家を失っています。
サウジ軍によるイエメン侵略はさらに、この国の人々を深刻な食糧・医薬品の不足に直面させています。
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