パレスチナ首相、「アメリカの『世紀の取引』は拒絶されている」
12月 17, 2019 18:56 Asia/Tokyo
バレスチナ自治政府首相が、パレスチナ国民はアメリカが提案する「世紀の取引」計画を拒否していると語りました。
パレスチナのムハンマド・シュタイエ首相は、「アメリカ政府は、ヨーロッパ、アラブ世界、パレスチナ国民間のどこにも『世紀の取引』計画への参加者を見つけることができなかった。そのため、この計画は失敗に終わるだろう」と述べました。
これ以前にも、パレスチナ自治政府のアッバス大統領が、「『世紀の取引』が達成される可能性はなく、パレスチナの人々の反対はこの計画を失敗させるだろう」と述べていました。
アメリカの「世紀の取引」計画では、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムをシオニスト政権イスラエルに引き渡すとしています。また、国外にいるパレスチナ難民たちに自国へ戻る権利を与えず、パレスチナにはガザ地区とヨルダン川西岸に入植されずに残っている土地のみ領有を認めています。
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