ヨルダンで「世紀の取引」への抗議デモ
2月 15, 2020 15:23 Asia/Tokyo
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ヨルダンで「世紀の取引」に人々が抗議
ヨルダンの首都アンマンで、14日の金曜集団礼拝後に数千人の人々が抗議デモを行い、一方的で民族主義的な「世紀の取引」案に反対の声をあげました。
デモ参加者たちはスローガンを唱えて「世紀の取引」案への強い拒否を示しました。
また、「”世紀の取引”、絶対だめ」「ヨルダンとパレスチナの人々は、2つでなく1つの国民」「聖地ベイトルモガッダス・エルサレムはパレスチナの永遠なる首都」と書かれたプラカードや横断幕を手にして、米国による西アジア政策の一環としての「世紀の取引」に反対を唱えました。
米トランプ大統領は先月28日、一方的で民族主義的な「世紀の取引」案を発表しました。
この米国とシオニスト政権イスラエルによる計画案には、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムとヨルダン川西岸の多くの地域のイスラエルへの委譲、他国に逃れたパレスチナ難民の祖国帰還の権利の剥奪、パレスチナの完全武装解除などが盛り込まれています。
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