コロナウイルス
サウジで開催予定のG20閣僚会合が、新型肺炎の蔓延により延期
3月 12, 2020 06:36 Asia/Tokyo
サウジアラビア政府が、同国内での新型コロナウイルス蔓延に関する情報を隠蔽していたにもかかわらず、同国で予定されていたG20・主要20カ国地域閣僚会合が延期されました。
ロイター通信が11日水曜に報じたところによりますと、議長国サウジアラビアは、新型コロナウイルスの蔓延を理由に、主要20か国の農業や水問題を担当する閣僚による会合を無期限に延期しました。
今回のG20閣僚会合は、今月17日から19日までサウジアラビアで開催される予定でした。
サウジアラビアは、西アジアで初めて新型コロナウイルスの感染者が出た国ですが、同国政府はこの事実の隠蔽工作を行っていました。
サウジアラビアは、中国をはじめとする東アジア諸国と最も多くの貿易を行っていますが、新型コロナウイルス問題を、イランに不利となるような政治問題に転換しようとしています。
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