レバノン・シーア派組織事務局長、「生産と発展におけるイランのモデルは注目に値する」
7月 08, 2020 13:53 Asia/Tokyo
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ナスロッラー事務局長
レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長が、過去数十年におけるアメリカの圧政的な制裁に対するイランの抵抗を称賛しました。
ファールス通信によりますと、ナスロッラー事務局長は7日火曜に行った演説の中でイランの経済モデルを称賛し、「このモデルが、イランが過去40年間にわたり、アメリカとその同盟国による違法かつ大規模な制裁に抵抗する、という結果を導いた」と述べました。
また、「イランはまた航空業を初め重要な産業の多くにおいて、注目すべき進歩を遂げた。食品、ガソリン、重油、電力生産の分野でも自給自足を達成している」とし、「生産と発展におけるイランのモデルは注目に値する」としました。
さらに、「イランは、レバノンへの石油化工品の輸出の決済をレバノンの通貨レバノン・リラで行う構えだ」と語りました。
そして、レバノン・ベイルート駐在のアメリカ大使がレバノンに内政干渉していることを指摘し、「レバノン国民の運命を決定するのは、アメリカ大使やアメリカ国務省ではなく、レバノン国民にほかならない」と述べました。
最後に、レバノンに対するアメリカの内政干渉や緊張扇動行為を批判し、アメリカの政府関係者に向けて、「緊張扇動から制裁、封鎖にいたるまであなた方が踏襲している対レバノン政策では、レバノンの抵抗を鎮めることなどできない」としています。
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