イラン最高指導者顧問、イラン・アルメニア国境沿いの回廊構想は「米国によるイラン・ロシアへの圧力」
7月 27, 2025 21:10 Asia/Tokyo
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イラン最高指導者顧問のヴェラーヤティー氏
イラン最高指導者の国際問題担当顧問を務めるアリーアクバル・ヴェラーヤティー氏は、イラン・アルメニア国境沿いにアゼルバイジャンとその飛び地領・ナヒチェヴァン自治共和国を結ぶ「ザンゲズール回廊」構想について、「米・イスラエルによるイラン・ロシアへの圧力が目的だ」と述べました。
【ParsTodayイラン】ヴェラーヤティー氏は26日、「米・イスラエルのようなイランの敵は、ザンゲズール回廊といった計画を持ち出すことで地域の現状変更を追求している」とし、その目的は「抵抗勢力の弱体化、イランとカフカス諸国の分断、イラン・ロシアの孤立化」であるとしました。
そして、同回廊について「米国がウクライナに代わるロシアへの圧力手段にしようとしており、その後ろ盾にはNATOや汎トルコ主義勢力がいる」と指摘しました。
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