国際人権NGOが、サウジでの被拘禁者の釈放を要請
11月 10, 2020 18:52 Asia/Tokyo
国際人権NGOヒューマンライツ・ウォッチは、G20・主要20カ国グループ会議参加国に対し、違法に拘留された活動家の釈放をサウジ当局者に迫るよう求めました。
IRIB通信によりますと、ヒューマンライツ・ウォッチは、「 G20の議長国は、サウジアラビアのムハンマド皇太子政権に国際的な地位を与えたが、同皇太子は、恒常的な人権と自由の侵害によりそれに値する人物ではない」と発表しました。
この報告によりますと、サウジアラビアはG20リモート会議を開催することで、同国のジャーナリストであるカショギ氏が暗殺された後、自国の傷ついたイメージの修復を工作しています。
女性の権利活動家の拘留及びイエメンに対する継続的な攻撃も、世界的にサウジアラビアのイメージを傷つけた他の要因であり、同国はその修復に躍起になっています。
人権団体の1つとしてヒューマンライツ・ウォッチは、G20参加国に対し、サウジアラビアにおける過去の犯罪や違反の要員を法の下で裁くことを求めました。
サウジアラビアでのG20サミットは今月中に予定されています。
サウジアラビア政権に批判的なジャーナリストであったカショギ氏は2018年10月2日、トルコのイスタンブールにあるサウジアラビア領事館に入館後に行方不明となりました。サウジアラビア当局者の数週間拒にわたる否定の後、当局はついにカショギ氏が同領事館内で殺害されたことを認めました。
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