G20メンバー国、大量の武器をサウジへ輸出
11月 18, 2020 16:12 Asia/Tokyo
貧困と不正を根絶するための持続的な支援・活動を展開しているオックスファム・インターナショナルが、G20主要20カ国・地域のメンバー国によるサウジアラビアへの武器輸出は、G20がイエメンに行う人道支援の3倍にのぼることを明らかにしました。
カタール衛星通信アルジャジーラによりますと、オックスファムは17日火曜の報告で、G20のメンバー国はサウジ主導アラブ連合軍のイエメン侵攻開始以降、サウジアラビアに対し170億ドル相当の武器を売却しているとしました。
この一方、各国首脳は今月21~22日にサウジアラビアでオンライン形式で開催されるG20年次首脳会議のために準備を進めています。G20メンバー国の多くは、依然としてサウジアラビアへの武器輸出を続けています。
サウジアラビア軍がアメリカ、アラブ首長国連邦、その他複数の国の支援を受けて開始したイエメンへの軍事侵攻は、6年目に入ろうとしています。
サウジとその同盟国による攻撃で、これまでに1万6000人を超えるイエメン人が死亡、数万人が負傷し、さらに数百万人が難民となっています。
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