イスラエルが、1年でパレスチナ人住居800戸以上を破壊
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パレスチナ人住居の破壊
シオニスト政権イスラエルが2020年の1年間に、パレスチナ人の所有する869の住居や施設を破壊しました。
IRIB通信によりますと、占領者であるシオニスト政権は昨年1年間だけで、パレスチナ・ヨルダン川西岸地域において、869のパレスチナ人所有の住居・施設を破壊し、6507本の果樹を切り倒しました。
シオニスト政権が破壊した住居の大半は、占領されている聖地ベイトルモガッダス・エルサレム、アルハリール(ヘブロン)、チュバスにありました。
OCHA国際連合人道問題調整事務所は25日月曜、イスラエルがこの2週間で、建築許可がないという口実の元にパレスチナ人の住居24戸を破壊して34人のパレスチナ人の住居を奪い、他の70人にも損失を与えたことを発表しました。
OCHAのパレスチナ担当人道調整官ジェイミー・マクゴールドリック氏も先日、イスラエルが、新型コロナウイルスの大規模な感染拡大が起きているこの数か月間に、違法な破壊行為を増加させていることを明らかにしています。
シオニスト政権は、パレスチナ人の住居を破壊してその土地にシオニスト入植地を建設することで、パレスチナ各地域の構成を変化させてユダヤ化し、それらの地域における自らの支配を安定させようと計画しています。
イスラエルのすべての入植地は、国際法によれば違法なものです。
国連安全保障理事会は2016年12月23日、決議2334号を採択して、シオニスト政権イスラエルに対し、占領下に置くパレスチナ領土での入植地建設活動のすべてを即刻、かつ完全に停止するよう求めました。
このような状況にもかかわらず、シオニスト政権は常に国際社会の要請を無視してシオニスト入植地の建設を続け、これに関するアメリカの支持も取り付けています。
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