イスラエル首相が、パレスチナ人への攻撃を増加させると強調
シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相が、パレスチナ・ガザ地区に対する攻撃を増やす予定だと強調しました。
ファールス通信によりますと、ネタニヤフ首相は11日火曜、被占領地パレスチナの南部で軍高官と会談し、「この会議の結果は、攻撃のレベル上昇と回数増加における決定だ」と述べ、シオニスト入植者たちは忍耐強く冷静さを保たなければならないとしました。
一方、パレスチナ筋は抵抗組織によるガザ北部アシュドドおよびアシュケロンへのロケット弾攻撃を報じ、「これらの攻撃でシオニスト2人が死亡、また80人が負傷した」としました。
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの軍事部門・カッサム旅団は、人々の住居や抵抗組織を狙った敵側の攻撃継続に対する報復として、この2地域に対しこれまでで最大のミサイル攻撃を実施し、200発以上のロケット弾を発射したことを明らかにしました。
同組織は声明において、「この先の攻撃はさらに大規模になる」とシオニスト政権に警告しました。
この攻撃に関しシオニスト政権軍は、「上空防衛システム 『アイアンドーム』が技術的問題に突き当たり、そのために、アシュケロンのシオニスト入植地に向けガザから発射されたロケット弾を迎撃できなかった」と発表しました、
聖地ベイトルモガッダス・エルサレムのアクサーモスク敷地内とその周辺地区ではここ数日、聖地のユダヤ化に向けたシオニスト政権の企みの一環として、同政権軍による激しい攻撃が行われています。
今月10日および11日のガザに対する攻撃では、パレスチナ人数十人が殉教し、さらに100人以上が負傷しています。
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