米ワシントンで、パレスチナ支持のデモが実施
(last modified Sun, 30 May 2021 10:35:54 GMT )
May 30, 2021 19:35 Asia/Tokyo

一部のアメリカの人々が首都ワシントンで、パレスチナの人々の権利を支持する集会を開きました。

IRIB通信によりますと、アメリカ在住のアラブ人やパレスチナ人をはじめとするイスラム教徒といったマイノリティーの人々が29日土曜、ワシントンにあるエイブラハム・リンカーン像の前で集会を開きました。

集会の参加者たちは、パレスチナの人々への支持を表明してシオニスト政権イスラエルの犯罪を非難しました。

これに先立ち、テキサス州エルパソやイリノイ州シカゴなどアメリカの他の都市でも、パレスチナの人々を支持する大規模なデモが行われました。

アメリカ政府高官や上院議員らの多くは、これまでにもホワイトハウスによる無条件の対イスラエル支持を批判しています。

バーモント州選出のバーニー・サンダース上院議員はツイッターで、アメリカからイスラエルに対して毎年約40億ドルの軍事支援が行われていると指摘し、アメリカの支援によって人権侵害が容認されていることは違法だと述べました。

2008年にアメリカの世論調査会社ギャラップが実施した調査によりますと、パレスチナ人の権利拡充に向けたアメリカによる対イスラエル圧力強化に賛成した民主党派はわずか33パーセントにとどまっていました。しかし最近の同社による調査では、同じ民主党員の53パーセントがイスラエルに対してより圧力をかけることに賛成しています。

シオニスト政権軍は5月10日からガザ地区やパレスチナ人に対する恐ろしい攻撃を開始し、これにより子ども69人、女性39人、老人17人を含む数百人が殉教し、1910人が負傷しました。

 

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