米軍の新たな後方補給部隊がシリアに入国
7月 21, 2021 19:15 Asia/Tokyo
アメリカが20日火曜、軍備を積載したトラック数十台から成る後方補給部隊をイラクから、シリア北東部にある米軍基地に派遣しました。
ファールス通信が伝えたところによりますと、シリアの情報筋は、「米占領軍はこの補給部隊を、シリア北東部ハサカ県やデリゾール県にある違法な米軍基地の強化のために、シリアに派遣した」としています。
これ以前にも、アメリカは数回に渡り、イラク領土を通じて兵器などをシリアに移送してきています。
米軍はしばらく前から、違法な形で、シリアの北部や東部に駐留し、同国の原油や穀物を略奪し、同国の軍隊や国民に対する一部の破壊行為も行っています。
シリアの政府関係者は、これまで何度も、同国におけるアメリカとその同盟国による行動は“占領行為に等しい”と強調しています。アメリカはシリアに潜伏しているテロ組織の主な支援国です。
シリアでは2011年からアメリカ、サウジラビア及びこれらの政権の同盟国の支援を受けたテロ組織が、地域のパワーバランスをシオニスト政権イスラエルに有利に転換させるべく、大規模な攻撃をしかけたことにより、危機が発生しています。
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