イエメン政府、「安保理はイエメン戦争・封鎖の停止に向け決議を出すべき」
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イエメン救国政府のシャラフ外相が国連安保理に宛てた書簡の中で、イエメン戦争の停止に向けた決議を出すよう求めました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
12月 30, 2021 21:37 Asia/Tokyo
  • イエメン救国政府のシャラフ外相
    イエメン救国政府のシャラフ外相

イエメン救国政府のシャラフ外相が国連安保理に宛てた書簡の中で、イエメン戦争の停止に向けた決議を出すよう求めました。

イエメン国営サバー通信によりますと、シャラフ外相は30日木曜、安保理の今期議長に宛てた書簡の中で、同理事会に対し、サウジアラビアによるイエメンへの度重なる脅迫や攻撃の停止といった、国際的平和と安全を維持するための義務を果たすよう求めました。

書簡ではさらに、イエメンの平和に対しはっきりした態度を示し、新たな決議書を出すことで、イエメン全面封鎖の解除や戦争の停止を皆に呼びかけるよう要請しました。

また、安保理が世界平和を維持するために勇敢かつ断固たる態度を示す必要性を強調し、同理事会に対し、安保理会合の場でイエメン救国政府から同国での戦争や平和への協力に関する説明を聞き、イエメンの各関係方面の様々な立場や計画のすべてに包括的に耳を傾けるよう呼びかけました。

そして、サウジによるイエメン侵略と、同国が全面封鎖を耐えていることに言及し、安保理に対して、サウジ政府とその対イエメン戦の武器供給者らを問責するよう求めました。

サウジアラビアは、2015年3月26日よりイエメン各地への攻撃を続けています。

この攻撃により、アラブ圏最貧国イエメンでは甚大な人的被害が発生したことに加えて、国内のインフラの85%が破壊されました。

この犯罪が影響を与えた範囲は大きく、イエメン国民の私有財産にはじまり、政府系施設や民間施設までもが、サウジの戦闘機の攻撃による被害を受けています。

 


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