シオニスト入植者が、またもアクサーモスクを襲撃
6月 05, 2022 17:38 Asia/Tokyo
メディア筋が、被占領地パレスチナ内の聖地ベイトルモガッダス・エルサレムにあるアクサーモスクの境内が、またもやシオニスト入植者の襲撃を受けたと報じました。
アクサーモスクは、聖地におけるパレスチナとイスラム双方のアイデンティティの主要なシンボルとして、常に聖地の占領者であるシオニスト政権イスラエルの破壊行為の標的とされてきました。
カタール国営衛星通信アルジャジーラによりますと、シオニスト入植者が5日日曜未明、攻撃に続いてイスラエル軍が同モスク内の礼拝スペースの入り口を鎖で縛り、パレスチナ人礼拝者らの立ち入りを阻止しました。
さらに、シオニスト入植者らはこれより前の3日金曜にも、イスラエル軍の後方支援を受け、アクサーモスクの境内に侵入しました。
しかし、3万5000人の礼拝者らはイスラエル軍の妨害行為や制限を押し切って、モスク内での金曜礼拝を決行しました。
アクサーモスク内へのシオニストの相次ぐ侵入の一方で、国際機関や人権機関は依然として、こうした行動に対する沈黙を守り続けています。