ウィキリークス創設者、「西側メディアは、大国の犯罪に加担」
6月 08, 2016 21:18 Asia/Tokyo
内部告発サイト・ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジ氏が、グーグルや西側のメディアは、大国の戦争犯罪の共犯者だ」としました。
イルナー通信によりますと、特にアメリカを初めとする世界各国の政府の機密文書を公表したアサンジ氏は7日火曜、シリアに対し戦争を勃発させるためのグーグルのプロパガンダ活動にふれ、「一部のメディアは、出来事を捻じ曲げ、世論を迷わせることで、戦争を開始する土台を整えている」と語りました。
アサンジ氏は、ロシア・モスクワでの国際会議で遠隔からのビデオスピーチを行い、「例えば、2003年のイラク戦争は、BBCをはじめとする国際的なメディアの誤った情報を根拠に開始されたものだ」と述べました。
アサンジ氏はまた、「現状において、ロシア、中国といった多くの国は、有力メディアを設立したことで、ニュースを報道し、メディア分野で西側メディアの独占に対抗することができている」としました。
ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジ氏は、2012年から在イギリス・エクアドール大使館に亡命しています。
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