米上院議員サンダース氏が、米国内での労働者の状況を批判
7月 09, 2022 16:51 Asia/Tokyo
アメリカの上院議員サンダース氏は、同国の労働者の状況が無視されていることを批判しました。
国際通信イランプレスによりますと、サンダース氏は8日金曜、ツイッターで、「アメリカでは、1960年以来の労働者の平均時給は、ほぼ一定で変化していない一方で、この間に住宅価格はほぼ3倍になっている」としています。
また、米国内での労勝者の悪化した状況を批判し、現在アメリカ国民のほぼ半分は、収入全体の少なくとも30%を住宅費に費やしている、と語りました。
サンダース氏はこれ以前にも、アメリカでの不公平や差別を批判し、アメリカ国民の2200万人が食べるための十分な食物がない、としています。
公表された様々な公式統計によれば、アメリカの人々のうち1億4000万人が低所得層であり、また9200万人もの人々が医療サービスの費用を支払えない状態にあります。
サンダース氏の米国での貧困と差別に対する痛烈な批判は、世界のリーダーを自称する国の現状を示しています。