ロシア外務省、「西側はG20でのわが国の孤立化に失敗」
(last modified Sat, 09 Jul 2022 10:25:00 GMT )
7月 09, 2022 19:25 Asia/Tokyo
  • ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相
    ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相

ロシア外務省が、インドネシアのバリ島で開催された20か国・地域(G20)外相会合でウクライナ侵攻をめぐりロシアを孤立させる西側諸国の試みは失敗に終わったとの見解を示しました。

フランス通信が9日土曜、報じたところによりますと、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は8日金曜、メッセージアプリのテレグラムで、「G20でロシアを排斥するというG7先進7か国の計画は失敗に終わった」と述べた。

G20外相会合では、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相がドイツのアナレーナ・ベーアボック外相の発言に抗議して途中退席しました。

これに対し、ベーアボック氏がロシアが国際社会のパートナーとの対話を妨げたと非難したことについて、ザハロワ氏は「虚言だ」「全くばかげている」と反発しています。

ザハロワ氏は、「ラブロフ外相は会合開始時には会場におり、その2時間後に、隣室で他の参加国との2国間会談を始めた。隣室には他の閣僚もおり、対面での会議が行われていた」ということです。

複数の外交官の話では、ラブロフ氏は午後の会合でも、ウクライナのドミトロ・クレバ外相によるオンライン演説を前に退席しており、またアントニー・ブリンケン米国務長官がロシアを非難する場にもいなかった、ということです。

 


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