米空軍が、戦闘機の技術トラブルにより飛行取りやめに
(last modified Sat, 30 Jul 2022 11:46:21 GMT )
7月 30, 2022 20:46 Asia/Tokyo
  • 米空軍の戦闘機
    米空軍の戦闘機

アメリカ空軍が、F35戦闘機部隊の大半が射出座席の安全性をめぐる懸念から飛行できなくなったことを明らかにしました。

米空軍は、「射出座席の部本のコンポーネントに一部不具合があることがわかったことを受け、F-35を含む戦闘機の大部分が検査のため飛行取りやめとなった」と発表しています。

アメリカ空軍の発表によりますと、射出座席の点検の迅速化プロセスが開始されているということです。

アメリカ空軍は、今回飛行できなくなったF35戦闘機の数は明らかにしませんでしたが、これらの最新鋭の戦闘機に加えて、操縦席に問題がある可能性が疑われるため、203機の訓練機も飛行取りやめとなっています。

これらの航空機には、航空訓練艦隊の40%が含まれています。

米空軍は昨年9月、保有する戦闘機のうちF-16ファルコン戦闘機に次いでF-35が302機で2番目に多いと発表しました。

英国の射出座席製造企業であるマーチンベイカー社は、操縦士が手動開傘ハンドルを引いたときにパラシュート展開に関与する射出座席カートリッジの潜在的な欠陥をはじめて突き止めました。

この問題は、F-35、マクドネルダグラスF / A-18ホーネット、ボーイングEA-18Gグローラーなど、米軍の最新鋭戦闘機の一部において見つかっています。

 


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