ブラジリアン柔術の王者、頭を銃撃され死亡
8月 09, 2022 16:10 Asia/Tokyo
ブラジリアン柔術の王者の一人であるレアンドロ・ロ氏が、ブラジル・サンパウロで、頭を撃たれ脳死状態となり、その後死亡が確認されました。
IRIB通信によりますと、格闘技界で8回の世界チャンピオンに優勝した経歴のあるブラジルの最高王者の一人であるレアンドロ・ロ氏が7日日曜、同国サンパウロのクラブで非番だった警察官に頭を銃撃され、その後死亡が確認されました。
目撃者によれば、ロ選手は友人とコンサートを見にサンパウロ市内にあるクラブへ出かけたところ、容疑者の男がテーブルへ近づいてきて、ボトルを手に脅すようなしぐさを始めたため、ロ氏は「その場を収めてけんかを避けようとし」、男を床に組み伏せました。
すると、警官は銃を取り出し、ロ氏の頭に至近距離から発砲したということです。
ロ氏は病院に搬送されましたが、重傷により脳死と診断され、その後死亡が確認されています。
加害者は当局に出頭し、現在警察に逮捕されており、今回の事件に関する調査が実施されています。