世論調査で、多くの米国民が内戦勃発を予測

最新の世論調査で、アメリカ人の40%以上が、この国で今後10年以内に内戦が起こると考えていることがわかりました。

アメリカでは、トランプ前大統領の別荘から機密指定された300以上の文書が発見されたことにより、民主党政権とトランプ氏および共和党関係者の間で緊張が高まっています。

英紙ガーディアンが30日火曜、報じたところによりますと、英世論調査会社ユーガブとエコノミスト誌による共同調査の結果、アメリカ人の43%が、今後10年以内に内戦が勃発する可能性がある程度あると考えていることが分かりました。

民主党の熱心な支持者および無党派層の間では、このように回答した割合は40%と低めですが、共和党支持者で内戦勃発の可能性がある程度あるとした割合は56%にのぼりました。

また、65%はこの10年間にアメリカで政治的暴力が増加したと答え、さらに62%は、今後数年間でこの暴力がさらに増加するとみています。

共和党所属のリンジー・グラハム上院議員は最近、FOXニュースとのインタビューにおいて、トランプ前大統領に対する二重基準的な対応を批判し、「ホワイトハウスから持ち出した極秘文書が住居から押収されたことでトランプ氏が告発された場合、国内の街頭では暴動が起きるだろう」と警告しています。

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