ロシア、「『ボストーク2022』演習実施は他国への対抗でない」
https://parstoday.ir/ja/news/world-i103820-ロシア_ボストーク2022_演習実施は他国への対抗でない
ロシア国防省のアレクサンドル・フォーミン次官が、「わが国の極東地域で実施中の大軍事演習は、いずれの国にも対抗するものでない」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
9月 04, 2022 15:28 Asia/Tokyo

ロシア国防省のアレクサンドル・フォーミン次官が、「わが国の極東地域で実施中の大軍事演習は、いずれの国にも対抗するものでない」と語りました。

フォーミン次官は、「極東地域で実施中の大軍事演習・ボストーク2022は、特定の国や軍事同盟への対抗を目的としていない」と述べています。

プーチン・ロシア大統領は今月6日、極東の町ウラジオストクへの訪問の際に、この演習の一部を監視することになっています。

この演習は今月1日より開始され、今月7日まで継続されます。

ロシア国防省は3日土曜、「わが軍は、ボストーク2022演習の一環として、太平洋北西部の 4 つの島のうち 2 つの島で演習を行った」と表明しました。

ロシアは同日、第2次世界大戦での対日戦勝記念日を祝いました。

これらの4つの島は日本では「北方領土」、ロシア側呼称では南クリル諸島と呼ばれ、第2次世界大戦末期に当時のソ連が制圧し、以来日本がその領有権を主張しています。

なお、今回の演習には数百の軍事装備、140機の戦闘機、60隻の巡洋艦と戦艦が参加しており、当初は13の地域で開催される予定でしたが、7地域に縮小されました。

ロシア国防省の発表によりますと、参加する諸外国の演習は、ロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長が監督することになっています。

演習に参加するロシア軍兵士の正確な数については、セキュリティ上の理由から発表されていません。

ロシア国防省は、「今回の演習には、アゼルバイジャン、アルジェリア、アルメニア、ベラルーシ、インド、カザフスタン、キルギス、中国、ラオス、ニカラグア、シリア、タジキスタンの兵士が参加している」と表明しました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     Youtube     urmediem