IMF、「ウクライナ戦争勃発以来、16ヶ国が資金援助を要請」
9月 14, 2022 20:47 Asia/Tokyo
IMF国際通貨基金の関係者は、ウクライナとロシアの戦争が勃発して以来、世界16ヶ国が資金援助を要請していることを明らかにしました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、ゲオルギエバIMF専務理事は、「ウクライナ戦争が今年2月に始まって以降、16ヶ国が当機関に対し合計900億ドルの資金援助を要請している」と語りました。
ロシアによるウクライナ攻撃を受け、ヨーロッパ諸国はアメリカに従い、各種の対ロシア制裁を行使しましたが、その結果はこれらの国自身に帰しています。
ヨーロッパの消費エネルギーの大部分をロシアが確保していることから、ヨーロッパには厳しい冬が待ち受けています。
数日前に、ハンガリー大統領は、セルビア大統領との共同記者会見において、「ヨーロッパがロシアに対して行使した制裁は、ヨーロッパ自体をターゲットにした自殺行為だ」と語りました。