コロンビアで、バスが転落し20人死亡

コロンビア南西部で現地時間の15日土曜、バスが道路外に転落し、少なくとも20人が死亡、15人が負傷しました。

フランス通信によりますと、コロンビア南西部の港湾都市トゥマコと、その北東約320キロの地点にあるカリの間で、バスがパンアメリカン・ハイウエーを走行中に道路外に転落しました。

同国ナリーニョ県の交通警察の発表では、これまでに20人の死亡が確認されたほか、負傷者には3歳の少女と8歳の少年が含まれるということです。

県警の交通運輸責任者、オスカル・ランプレア氏はメディアに対し、「ブレーキシステムに不具合」があった可能性があると述べました。

当初、バスは霧の中でカーブを曲がった後に制御不能になったと報じられていました。

現場では、警察と消防の救助隊が9時間かけて転落したバスを道路に引き揚げて負傷者を救出し、遺体を収容しました。

なお、死傷者に日本人が含まれていたかどうかは、明らかにされていません。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。