ロシア安全保障会議副議長が、第三次世界大戦の可能性について警告
11月 02, 2022 18:11 Asia/Tokyo
ロシア安全保障会議のメドベージェフ副議長は、西側諸国が世界を世界大戦の方へ駆り立てていると述べました。
今年2月にウクライナ戦争が勃発して以来、西側諸国やアメリカはロシアが核兵器を使用する可能性について繰り返し警告してきました。一方でロシアはそうした疑惑を否定しています。
アメリカはまた、ロシアが戦略核戦力部隊の年次演習においてミサイル演習を行うと予測しています。
ロシア・タス通信によりますと、同国安全保障会議のメドベージェフ副議長は1日火曜、メッセージアプリ・テレグラムの自身のチャンネルに、「ウクライナにおけるロシアの完全かつ最終的な勝利のみが、西側諸国が向っている世界大戦の勃発を防ぐ担保になる」と投稿しました。
メドベージェフ氏はこの中で、「(西側諸国による)このような同調は、『核抑止の分野におけるロシア連邦国家政策の基礎』第19条を履行する直接的な理由となる」としました。
そして、西側諸国の姿勢が、核兵器を用いる世界大戦を煽るものだという見方を示しました。
また、ロシアの同盟国に向けて、「戦争におけるウクライナの目的は、かつて自国領土とされた土地をすべて取り戻すこと、つまりロシアから抜け出させることであり、このような行為は、今日のロシアの崩壊につながる国家存立への脅威と見なされる」と説明しました。
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