ブラジル次期大統領、「安保理の変革が必要」

ブラジル次期大統領に選出されたルラ・ダ・シルバ氏が、国連安保理の変革及び、安保理への全ての大陸の代表の参加を求めました。

ルラ氏は、ポルトガル訪問中に記者団に対し、「国連安保理は変化する必要があり、すべての大陸を代表するより多くのメンバーが必要である」と語っています。

そして、「もはや安保理での拒否権は廃止されるべきだ」と述べました。

一部の専門家は、世界の平和と安全の維持において安保理が機能していない最も重要な原因の1つとして、国連による安保理の決定を監視するメカニズムの脆弱性、安保理の偏った行動、および拒否権行使における政治的対応を上げており、これらの問題により安保理の構造改革の必要性が倍増している、と見ています。

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