米が生物兵器製造を画策
11月 27, 2022 18:15 Asia/Tokyo
ロシア国防省が、「ジョン・ボルトン米元国家安全保障顧問は、同国軍の近代化を目的とした生物兵器生産の必要性に関する文書の作成メンバーの1人だ」としました。
ロシア・スプートニク通信が27日日曜、報じたところによりますと、ロシア軍のイゴール・クリロフ(Igor Krylov)化学・バイオ・核防衛司令官は記者会見で、「病原体の開発に関するアメリカでの現在の調査からは、我々としては生物学的脅威を担当するアメリカの当局者の表明を再考せざるを得なくなる。これらの当局者の1人は、ジョン・ボルトン元米国家安全保障顧問である」と語っています。
クリロフ氏はまた、「ボルトン氏は2001年にも、生物兵器禁止条約第5回再検討会議のアメリカ代表団長でもあった」と述べました。
クリロフ氏によりますと、アメリカ側は調査分野での協力を完全に停止し、国益に対する脅威であるという口実で、生物兵器の保管施設の調査に向け提案された作戦を回避しています。