仏大統領が、来年の世界経済後退について警告
(last modified Sun, 04 Dec 2022 08:47:21 GMT )
12月 04, 2022 17:47 Asia/Tokyo
  • マクロン仏大統領
    マクロン仏大統領

マクロン仏大統領は、来年の世界的な景気後退について、「2023年は困難な年になる」と警告しました。

マクロン氏は3日土曜、訪米を終えるにあたって仏テレビ局・TF1のインタビューに応じ、「来年は間違いなく景気後退の年となる」とし、「我々の歴史において厳しい局面になる」と語っています。

その上で、再来年の2024年までに経済が回復するよう希望するとし、「様々な調査研究から、今後数年にわたってインフレの進行が予測されている。そのため、唯一できることはより働くことだけだ」と述べました。

そして、仏国民に対し、エネルギーの節約という責務の受容を求めています。

ウクライナ戦争とそれをうけたヨーロッパの反応、そして対露制裁により、ヨーロッパは前例のないインフレの増加といった経済的影響やエネルギー危機に直面しました。

この危機により、欧州各国政府は冬の電力・ガス不足を懸念しています。

 


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