12月 12, 2022 14:54 Asia/Tokyo

中米グアテマラで、火山が噴火しました。

フランス通信が12日月曜、報じたところによりますと、中米グアテマラで現地時間の今月10日夜から11日にかけて、首都グアテマラ市の南西約35キロに位置するフエゴ山が噴火しました。

この噴火により、溶岩が山の斜面を流れ、火山灰が2000メートルの高さまで噴き上がったほか、火山灰は市内にも降ったということです。

当局によりますと、今回の噴火で避難した人はいません。

DGAC民間航空総局によりますと、首都の南6キロの地点にあるアウロラ国際空港は現地時間の11日午前、滑走路付近に火山灰が降ったのを受け、一時的に閉鎖されました。

 

 

グアテマラの火山研究所は11日午後の時点で、「活動は低下した。火砕流や溶岩の噴出、火山灰を含む噴煙柱は見られなくなった」と発表しました。

フエゴ山は、平均すると4、5年に一度の頻度で噴火しており、前回2018年の噴火では、麓のサンミゲルロスロテス村を溶岩流が襲い、215人が亡くなった他、約200人が行方不明となっています。

 


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