カナダ・オンタリオ州で、大半の家屋が凍結

記録的な寒波に見舞われているカナダ・オンタリオ州では、大半の家屋が凍結しました。

クリスマスにかけてアメリカやカナダを襲った寒波は、強風やみぞれ、大雪などを伴い、停電や航空便の欠航などが生じました。

この寒波で、アメリカ・カナダあわせて少なくとも６５人が死亡し、人々は生活に苦慮しています。

ロイター通信によりますと、カナダオンタリオ州のフォートエリーでは、寒波により家屋が完全に凍結し、市内は物語に出てくるような「氷の街」さながらの様相を呈しています。

とりわけ米ニューヨーク州ではより深刻な被害が出ています。同州バッファローでは、州兵が家々を一軒ずつ回り、停電した家の中に人が閉じ込められていないか確認しています。

今回の寒波で、全米の多くの地域では非常事態宣言が出されています。他にも、航空機２０００便以上が欠航しています。

専門家らは、今年のクリスマスシーズンは過去数十年で最も寒くなる見込みで、気温は氷点下４５度まで下がる可能性があるとしています。

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