米インディアナ州の幼児が銃を持つ動画が物議を醸す
1月 18, 2023 20:28 Asia/Tokyo
米インディアナ州で防犯カメラに幼児が銃を持っているが捉えられ、物議をかもしています。
レビの生放送で流れた、米インディアナ州ビーチグローブのアパートの防犯カメラの映像には、幼児が銃を持っている様子が収録されています。
これを受け、この幼児の父親とされる男がネグレクト(育児放棄)の容疑で逮捕され、幼児は無事に母親に引き渡されました。
2022年には、全米で 6,000人以上の子供が銃撃や武力を使った暴力によって死亡または負傷しており、これは過去9年間で最多記録となっています。
一方、バージニア州ニューポートニューズ市のスティーブ・ドリュー警察署長は最近、「市内の小学校で6歳の子供が30歳の教師と口論した後、教師に向かって発砲した」と語りました。
アメリカにおける武器携帯の自由は、同国で毎日のように銃犯罪が起こり死者が出る原因となっています。
公式統計によりますと、アメリカ国内にはおよそ2億7000万から3億丁の銃器が出回っています。これは国民一人当たりほぼ1丁の武器を持っている計算になります。
しかし、国内で銃器による犯罪が多発しているにもかかわらず、銃ロビー団体の圧力が非常に強いことから、米議会は武器所有を制限するには至っていません。