ＮＺの新首相、ヒプキンス教育相が就任へ

ニュージーランドの与党・労働党は２２日、新党首にクリス・ヒプキンス教育相を選出しました。

ロイター通信によりますと、ヒプキンス氏は２５日に首相に就任する見通しだということです。

今回の党首選に立候補したのはヒプキンス氏のみで、１９日に突然辞意を表明したアーダーン首相の後任となることが決まりました。

ヒプキンス氏は会見で「人生で最大の栄誉であり、最大の責務だ」とし、今後待ち構える課題に意欲的に取り組んでいく姿勢を示しました。一方でアーダーン氏のリーダーシップも称賛し、ＮＺの最も偉大な首相の一人であり、女性に刺激を与えたと指摘しました。

ヒプキンス氏は２００８年に国会議員に初当選し、保健相、新型コロナウイルス対策相に任命され、パンデミック対応の指揮を執って知名度を上げました。

同氏はカーメル・セプローニ社会開発担当相を、太平洋諸島系では初の登用となる副首相に指名しています。

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