米議会調査局、「イランに対する選択肢・手段の全てが失敗」
(last modified Sat, 25 Mar 2023 11:49:39 GMT )
3月 25, 2023 20:49 Asia/Tokyo
  • アメリカ議会
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アメリカ議会調査局が最新の報告書において、包括的制裁や外交的折衝および軍事制限措置を含むアメリカ歴代政権の対イラン牽制戦略の全てが失敗したことを認めました。

ファールス通信によりますと、アメリカ議会調査局は最新報告において、これまでの同国歴代政権がイランに対し取ってきた戦略・方策の全てが失敗した事実を認めています。

この報告書ではまた、「米議会は、イランに対する米国の政策を打ち出す上で重要な役割を果たし、広範な制裁案の可決や、イランという脅威にさらされている米国のパートナーへの武器販売許可・調達支援とともに、イランの核計画に関連する交渉に影響を与えるべく、関連合意の見直しに関する法案の下地を整えてきた」と述べられています。

さらに、「イランに対するさまざまなアメリカの政策は、イランの影響力、またアメリカの国益に対抗するイランの力を阻止できていない」としています。

続けて、「2023年イランは、西アジア地域で相当の影響力を享受しながら、ロシアや中国との新しい関係を発展させつつ、これまで通り地域の内外で米国の利益に対抗することもできる」とされています。

イエレン米財務長官も自国の対イラン制裁については、「我々が望んでいたよりもはるかに少ない」影響を与えたとコメントしています。

 


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