米で、人々がミネラルウォーター求めスーパーに殺到

米ペンシルベニア州で、有毒物質流出による河川の水質汚染を受けて、スーパーにミネラルウォーターを買い求める人々が殺到しました。

ペンシルベニア州とデラウェア州の境を流れるデラウェア川への有毒物質の流出により、200万人以上の人々が利用する水が汚染されました。

これに先立ち、ペンシルベニア州フィラデルフィア市は、市民に対しミネラルウォーターを利用するよう求める警告メッセージを発信していました。

IRIB通信が28日火曜、報じたところによりますと、公開された動画では、ペンシルバニア州の飲料水が化学物質で汚染された後に同州の住民たちが店舗に殺到、ボトル入りのミネラルウォーターを我先に購入する様子が映し出されています。

また、ペンシルベニア州当局も、これらの化学物質が飲料水に混入していないことを100%確信できないため、住民に対し飲料や調理の際のミネラルウォーターの利用するよう求めています。

世界経済フォーラムによると、現在アメリカでは約 220 万人が水道水を利用できていない状態にあります。

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