ポルトガルでは、家賃や住宅価格の高騰をうけ、首都リスボンをはじめ各都市で抗議デモが起きています。
ポルトガルは西ヨーロッパ最貧国のひとつとされ、昨年、労働者の半数以上が月収1000ユーロ未満でした。ちなみにポルトガルの最低賃金は月760ユーロです。
ロイター通信によりますと、首都リスボンでは2015年以降、家賃が65%、住宅価格は137%上昇しました。
賃金の低迷と家賃の高騰は、リスボンを世界で3番目に生活しにくい都市にしています。これに加えて、8.2%のインフレも人々の生活を直撃しています。
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