スウェーデンからドイツまで響く「殺人者イスラエルへの支援止めよ」のスローガン
ヨーロッパの複数都市で市民ら数千人がデモを開催し、パレスチナ・ガザとレバノンにおけるシオニスト政権イスラエルの犯罪を非難しました。
ヨーロッパでは12日土曜、スウェーデン首都ストックホルム、仏パリ、独ベルリン、伊ローマを初めとした各都市の街頭に集結した人々が、ガザとレバノンにおける非人道的で残忍なイスラエルの行動を非難し、自国当局に対イスラエル制裁の行使を求めました。パールストゥディがカタール国営衛星通信アルジャジーラの報道として伝えたところによりますと、ストックホルムのデモ参加者は「殺人犯イスラエルはパレスチナから出て行け!」「無条件の即時停戦を」などのスローガンを連呼しました。
スウェーデンの人権活動家カイサ・エキス・エクマン氏はこのデモの中で、「ガザとレバノンに対するイスラエルの残忍な攻撃は虐殺に等しい」と述べ、「イスラエルは西側諸国の支持をいいことに益々いい気になり非人道的な行動に熱を挙げている」としました。
パリでは、パレスチナとレバノンの人々の支持者らがフランス政府に対し、対イスラエル支援の停止を求めています。
ベルリンでは、市民らが「虐殺のための資金供与を止めよ」や「パレスチナに自由を」などのスローガンを叫び、パレスチナとレバノンの人々に対するイスラエルの攻撃およびこの犯罪者政権に対する西側諸国の幇助を非難しました。
アイルランドでも市民らがクレア県にあるシャノン空港前に集結し、米国とイスラエルの軍用機による武器輸送とアイルランド領空での軍用機の飛行、あるいはこれらの軍用機のアイルランド国内の空港への着陸・給油に抗議しました。
ポルトガル首都リスボンでも大勢の人々が街頭に集まり、イスラエルの残虐な犯罪に対する抗議のデモ行進を行いました。
イタリア・ローマでもまた、多数の市民らが街頭に集結してパレスチナとレバノンの国民に対する支持をアピールしました。
欧州各都市ではガザでの戦争が勃発して以来、デモ参加者の戦争反対を訴える行動が頻繁にみられるようになっています。
シオニスト政権イスラエルは2023年10月7日以来、西側諸国の全面的な支援を後ろ盾としてパレスチナ・ガザ地区及びヨルダン川西岸で、防衛手段を持たないパレスチナ被抑圧民らに対する新たな大量虐殺を開始しました。
最新の報告によりますと、イスラエル軍のガザ攻撃によりこれまでに4万2000人以上のパレスチナ人が殉教した他、9万7000人以上が負傷しました。
加えて、イスラエルによるレバノン攻撃では2000人以上が命を奪われた上、少なくとも1万人が負傷しています。
イスラエル政権は、英国のパレスチナ委任統治時代に1917年に計画され、さまざまな国からパレスチナの地へのユダヤ人移民の後、その樹立が1948年に宣言されました。それ以来、パレスチナ人の大量虐殺とその領土全体の占領を目的に、様々な大量殺害計画が実行されてきました。
一方、イランを筆頭とする世界の多くの国は、植民地主義政権イスラエルの解体とユダヤ人の元の国への帰還を真剣に支持しています。